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2012年9月15日(土)00:12(+0900)

広島交響楽団第322回定期演奏会

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今日(14日金曜日)は、広島交響楽団第322回定期演奏会(プロ改組40周年記念定期)を聴きに行きました。本日のプログラムは以下のとおり。

  • モーツァルト 交響曲33番 変ロ長調K.319
  • メシアン トゥーランガリラ交響曲

前半は、モーツァルトの古典的な交響曲。小編成の軽快な曲でした。全プログラムを聴いた後で思い返してみると、この曲は後半の大編成で重厚な現代音楽であるトゥーランガリラ交響曲と見事な対比をなしていたのだな、と感じました。様々な面で対極にある二つの曲。しかし、同じ指揮者と楽団が同じプログラムの中で奏で、同じ観客の心を沸かせたこの二つの曲は、まさに同じ音楽であり、音楽の多様性と統一性とを感じさせるものかもしれません。

後半はメシアンのトゥーランガリラ交響曲。「オンド・マルトノ」という昔の電子楽器とピアノを筆頭に、多くの楽器を含む大編成の曲。いわゆる「クラシック」とは明らかに雰囲気の異なるメロディー。特に圧巻は第五楽章「星たちの血の喜び」の最後と、フィナーレのパーカッションの嵐。大きな蒸気機関車の汽笛を間近で聞いた時のように、空気が震えているのが肌で感じられました。オーケストラの曲でここまでの大音量が聴けるというのは、そうそうあることではないでしょう。

今回、トゥーランガリラ交響曲を生で聴くことができて本当に良かったです。一生に一度は生で聴くべき曲でしょう。とはいえ生で聴ける機会はそうそう得られるものではないかもしれませんが、テレビやCDで聴いても魅力は尽きません。私が今回のトゥーランガリラ交響曲をぜひ聴きに行きたいと思ったのも、以前にトゥーランガリラ交響曲をテレビ(たぶんN響アワー)で聴いてすごいと思ったからに他なりません。

トゥーランガリラ交響曲、またいつかどこかで生で聴きたいです。とりあえず明日は家のCDで聴こうと思います。